GMOカルチャーインキュベーションはEDC JapanのCo-promotor(共同主催者)として、さらにアーティストマネジメントなどユースカルチャーの支援を通じてより多くの人の「笑顔」「感動」を創造します。

エンターテインメント×テクノロジー=エンターテックの提唱者であり、国内のみならず各国のカンファレンスやスタートアップ支援でもご活躍されるParadeAll株式会社代表取締役・鈴木貴歩さんをゲストにGMO Culture Incubation株式会社代表取締役社長・吉山勇樹との対談が実現。


鈴木さんの現在の活動を教えて下さい。


元々ユニバーサルミュージックで音楽配信事業を担う中で様々なテクノロジーやプラットフォームを持つ企業との接点が多くありました。
そんな中、エンターテインメントとテクノロジーとを掛け合わせた分野にスポットを当てていきたいという 思いが強くなり、2016年3月に独立起業しParadeAllという会社を立ち上げました。
エンターテインメント×テクノロジーで「エンターテック」と呼んでいますが、それぞれの分野でのコラボレーションによるエコシステムを構築していきたいという思いがあります。
現在はエンターテック関連のコンサルティングを中心にソニーミュージックやエイベックスベンチャーズのアドバイザーを務めています。さらには日本のスタートアップベンチャーの後方支援として、彼らの海外進出のお手伝いをしたり、逆に海外の音楽配信企業の日本進出のサポートなども行っています。


ご一緒させて頂いたTDMEのほか、スピーカーやモデレーターとしての活動も多数展開していらっしゃいますよね?


私の中では「アジェンダセッティング」と言っているのですが、様々なテーマの中でも課題を明確にして、発信していかないと話題にすらならないわけです。自らアジェンダを抱え国内外問わず登壇することは、何かコラボレーションを起こして いくために必要なことなんだと思います。
また、吉山さんにもご登壇頂いたTDMEをはじめとして企業とコラボレーションしてカンファレンスを主催したり、自社主催でもイベントを開催しています。

 
独立されるきっかけとなったアジェンダとはちなみにどんなことだったのですか?

 
レコード会社だったりイベント興行会社だったり業界内でもそれぞれのミッションやコアバリューがある中で、1つの企業に籍を置いているとどうしても偏った見方になってしまうこともあるのではないかと。むしろ中庸な立場で各企業の良いところをつなぎ合わせる役割を自分が担えれば、と思ったわけです。

 
独自のポートフォリオにご自身のポジションを置かれている鈴木さんから見て、現在の日本に足りないものや課題とは何だと考えられますか?

 
小さくても良いので成功事例をどんどん広げていくことだと思います。日本には良いメディアはたくさんにあるにも関わらず業界内を取り上げる媒体は少ないと感じています。

 
アーティストや出演者にスポットが当たることはたくさんあれど、業界の中で活躍する人にスポットが当たる機会がないということですね?

 
そうなんです。メディアのみならずカンファレンスなども含め、ITや広告業界に比べてもエンターテインメント業界の中の人に焦点を当てる機会は極めて少ないと思いますね。なので今日の吉山さんとの対談の機会も様々な人に広がって、実は自分たちも何かコラボレーションできそうじゃんとか、共感できるポイントがあるなぁ、なんてことを感じてもらうことが重要なのだと思っています。

 
確かにDJやクラブカルチャーという切り口で言っても海外と比べてもメディアの数や記事そのものの差は雲泥の差がありますね。そんな中、鈴木さんが今お感じになっている注目する分野とはどんな分野ですか?

 
1つは音楽マーケティングにフォーカスすることがイケているという風潮があることです。Music Allyという音楽メディアがあるのですが、今年のベスト音楽マーケティングというレポートを上げるんですね。例えばコールドプレイのこんなデジタルマーケティングによってどんな効果があったか、どんなバズが起こったか、というような話以外にも、このマーケティングはどの会社の誰によってプロデュースされたかとか制作会社としてはこのような所が入っていたという切り口でまとめられ発信されているのです。

2つ目はカンファレンスの多さですね。各音楽団体や企業が主催するものだけでなく、そこに対するスポンサーシップの有り方も確立されているものがあると感じます。まさに人とナレッジのネットワークを集合させる仕組みがあることが強みですよね。

3つ目はダイバーシティですね。音楽業界においても国籍や性別、言語、文化を超えた活躍推進が当たり前になってきていますが、それらを推進する業界団体や各企業での動きは活発になってきていると感じます。

(Features Vol.1 #2 に続く)

ParadeAll株式会社 代表取締役
エンターテック・アクセラレーター
鈴木 貴歩

ゲーム会社、音楽放送局等でコンテンツ企画、事業企画を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、デジタルマーケティングの強化、全社のデジタル戦略の推進、メディア/プラットフォーム企業との事業開発を担当の後、起業。
現在はエンターテインメント、テクノロジー領域のコンサルティング、メディア運営、イベント主催、海外展開支援を行う。 2014年に立ち上げた日本初の音楽xテクノロジーのカンファレンス、「THE BIG PARADE」Co-Founderも努める。
“エンターテックはカルチャーを創る“がビジョン。

GMO Culture Incubation株式会社 代表取締役社長
EDC Japan Co-Promoter
吉山 勇樹

コンサルタント、著者、DJ、シャンパーニュエヴァンジェリスト、父親etc・・・
様々な顔を持ちながら、2014年より現職。EDC Japanの国内統括責任者を務める。
座右の銘はワークライフシナジー。

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