GMOカルチャーインキュベーションはEDC JapanのCo-promotor(共同主催者)として、さらにアーティストマネジメントなどユースカルチャーの支援を通じてより多くの人の「笑顔」「感動」を創造します。

Features Vol.1後編。引き続きエンターテックの提唱者ParadeAll代表取締役・鈴木貴歩さんに日本式エンターテックMICEやスタートアップの可能性について、GMO Culture Incubation吉山勇樹が迫ります!


欧米諸国に比べてもジャーナリズム的観点も含めて発信する機会の伸びしろが日本には存在しているという捉え方もできると思いますが。


Spotifyがイノベーティブだということは皆さん共感されることだと思いますが、それにライセンスをしたレーベルの人間やアーティストやマネジメントを説得した人だったりが存在するわけですね。そういった人達こそイノベーティブだと思うんです。GMOが世界最大級のフェスに共同主催者として名を連ねたことも同様です。
EDCという遠くラスベガスで開催されていたフェスを日本に持ってきた熊谷さんや吉山さんにフォーカスを当てるような機会がもっとあって良いと思うんです。


ありがとうございます(笑)せっかくなのでお聞きしてみたいのですが、約3年前にGMOがDJカルチャーやフェスへ参画するというニュースをどのようにご覧になっていましたか?また実際に我々がEDCを日本に上陸させた後、どのような印象をお持ちになりましたか?


正直最初は意外なところから来たな~!と思いました。でも元々DJカルチャーに20年以上も触れてきた方が社長をやっていたり、会長の音楽カルチャーへのご理解ということを垣間見ますと、やはり、日本のユースカルチャーの次なるフェーズへの推進という意味では、GMOさんが参画されたのは必然的だったと振り返ることができますね。
ぜひ今後、フェスだったりもっと大きく言えばライブエンターテイメントにおいてGMOの中長期的なビジョンをお示し頂きたいというのは個人的な期待です。EDCを通じてこれからどのようなことを企図されているのか、組まれている国内外のパートナーとどのような展望を持って活動をされているのかといった裏側をもっと深く語ってもらいたいですね。
EDCの歴史の中でたくさんのストーリーがあると思いますし、そんな中でのGMO Culture Incubationとしてのストーリーがあると思います。ぜひ吉山さんには主催者ならではのストーリーテリングをしてもらいたいです。

 
EDCも20年の歴史があるように、現在のダンスミュージックカルチャーも紐解いていけば数々のストーリーや歴史が存在していますよね。今のシーンだけを見ると一過性に見える物事も、10年前、20年前からの流れに触れることで、一気通貫する何かが見えてきますよね。主催者サイドも歴史やストーリーについて発信する責任があると再認識させて頂けました。ありがとうございます。



 
ここまでメディアやジャーナリズムのお話をお伺いしましたが、個人的には業界の発展に向けて、様々な人材交流や発信が行われるのはMICE(Meeting, Incentive tour, Convention/Conference, Exhibition)という場の創出だと思っています。海外でもダンスミュージック×MICEという切り口では、ADE(Amsterdam Dance Event)やIMS(International Music Summit)、WMC(Winter Music Conference)など様々な地域における展開がなされています。日本においてもこのような機会創出に向けてはどのようなお考えをお持ちですか?

 
人とナレッジが集まる場というのはそれだけで価値がありますよね。 ベクトルが一つの方向に向くきっかけになると言いますか。
その中でキーパーソンの存在がいると思うんですね。多数の人とナレッジが集まり、その中でキーパーソンからの発信によって、ビジネスになったり新たなプロジェクトが生まれるというのはホントにエキサイティングなことだと思います。その場に足を運ぶだけで、海外に渡航するようなコストや時間をかけなくても海外人材とコネクトできて、新たな機会創出ができることは今の日本に必要なことだと思います。

 
鈴木さんご自身が関わっていらっしゃるTDME(Tokyo Dance Music Event)をはじめ、今後日本で予定されているものへの展望などありましたら教えてください。

 
TDMEは2017年も開催いたします。
昨年は複数会場に分かれていたものを1会場に集約させ、より一体感を出すことを意識しています。またそれぞれのカテゴリーに特化したステージを設定するなど、各領域の専門性を追究した場の提供を考えています。

■TDME(Tokyo Dance Music Event)
開催日程:2017年11月30日(木)〜12月2日(土)
会場:渋谷ヒカリエ

 
このような場においてつながったご縁が新たなプロジェクトを生み、それが事業を生み、企業を生み、大きな経済の流れを作る。このような連鎖反応を生むことの醍醐味は海外のピッチコンテストなどでも目の当たりにしてきました。日本においてもそのような機会を欲しているエンジニアやアントレプレナーの皆さんは必ず多数存在すると思っています。スタートアップ支援という切り口でもお話をお伺いしたいのですが。

 
私がアドバイザーを務めさせて頂いているKAGURAという体の動きを音楽に変換するソフトウェア会社があるのですが、バルセロナで開催されるエレクトロニック・ミュージック「Sonar Festival」が主催する、スタートアップ・コンペ「Sonar+D Startup Competition 2016」に、WEBで真正面から申請しましたらあれよあれよと優勝してしまったんです。
それはやはり、プロダクトと少しの海外で戦う勇気さえあれば、日本も海外も関係なく通用するということなんだと思います。日本のスタートアップが海外に出ていくことがもっと当たり前になればと思っています。またそこに向けてベンチャーキャピタルや投資家の皆さんもそういった視点を持って、日本のスタートアップと付き合っていくようになれば、さらなる日本から世界へ出る後押しになると考えています。



 
最後にこれから鈴木さんが特に注力されていくことがありましたら是非お聞かせ下さい。

 
日本のエンターテックスタートアップを世界のキーパーソンにつなげることをきちんとプロジェクト化したいと考えています。これまでの動きの中で、ロンドン、ベルリン、LA、NY、と様々な都市でエンターテインメント側から出資をしたりサポートをしているキーパーソンとのつながりができました。その人達をネットワーク化して日本のスタートアップ支援を世界の”面”で行っていきたいと思っています。

 
確かに世界各国で業界の人たちと触れれば触れるほど、新たな機会の種を感じることが多数あります。それらを点で終えずに線にし、面にし、どんどん大きなムーブメントにしていくことができる人材は日本にはまだまだ少ないんだと思わされます。鈴木さんの志に賛同しつつ、引き続きできることから色々とご一緒できればと思います。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

ParadeAll株式会社 代表取締役
エンターテック・アクセラレーター
鈴木 貴歩

ゲーム会社、音楽放送局等でコンテンツ企画、事業企画を担当した後に、2009年にユニバーサルミュージック合同会社に入社。デジタル本部本部長他を歴任し、音楽配信売上の拡大、デジタルマーケティングの強化、全社のデジタル戦略の推進、メディア/プラットフォーム企業との事業開発を担当の後、起業。
現在はエンターテインメント、テクノロジー領域のコンサルティング、メディア運営、イベント主催、海外展開支援を行う。 2014年に立ち上げた日本初の音楽xテクノロジーのカンファレンス、「THE BIG PARADE」Co-Founderも努める。
“エンターテックはカルチャーを創る“がビジョン。

GMO Culture Incubation株式会社 代表取締役社長
EDC Japan Co-Promoter
吉山 勇樹

コンサルタント、著者、DJ、シャンパーニュエヴァンジェリスト、父親etc・・・
様々な顔を持ちながら、2014年より現職。EDC Japanの国内統括責任者を務める。
座右の銘はワークライフシナジー。

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